◆前期GT−t車 パワステポンプ故障及びパワステオイル漏れ



発生時期:平成17年11月(平成10年登録)

走行距離:約111、000km

症状:
走行時にフラつくようになる。(アライメント狂いではない)
初期段階ではエンジン下部よりカラカラと音がする。(ネジが外れて金属と金属がこすれているような音)
アイドリング時及び低回転時にハンドルを左右に切ると左に切った時にブルブルという振動が強く伝わり
そのままにしておくとエンジン回転が急激に低下し(500rpmぐらい)エンストしそうになる。
車体下部(エンジンアンダーカバー)の左側にオイル漏れを確認。

原因:
パワステホース(金属との連結部分)の経年劣化

対策:
パワステポンプ(リビルト品)及びパワステホースASSY交換

費用:
パワステポンプ(リビルト品)26、000円
パワステホースASSY33、700円
パワステオイル 1、300円
ショートパーツ(ビス、ボルト等小部品)500円
工賃(知り合いの整備工場)25、000円
パーツ代、工賃合計86、500円
消費税4、325円
総額90、825円


参考:
部品名称:ポンプ゚アッセンブリー パワーステアリング
1・部品番号:49110−AA100/採廃年月:9805−9901/69、600円
2・部品番号:GR492−AA100/採廃年月:9805−9901/26、000円(注:1のリビルト品)
3・部品番号:49110−AA110/採廃年月:9910−    /75、900円
(注:3は99年10月以降に生産された車輛用。メーカーのお客様相談室に問い合わせてみたところ、
細部の仕様を変更し1より価格がUPしているとの事でしたが、仕様変更の内容までは確認できませんでした。)

部品名称:ホース&チューブ セット パワーステアリング
部品番号:49710−AA500/採廃年月:905−9901/33、700円

備考:
今回の不具合は徐々に進行していくものと思われます。
ステアリング系でおかしいと思ったら早めの点検で大出費は免れると思います。

最終的にパワステ系がおかしいとわかり、パワステオイルの量を点検しましたが
正常範囲内にあったので、このオイルが漏れているのではないと思っていました。
しかし、修理に出してホースと金属の連結部分から漏れていたことが判明しました。

この部分はウレタンのようなものでカバーされており外見からは見えない状態になっています。
通常パワステオイルが無くなって(少なくなって)ポンプが故障する事はあるそうですが、
今回のように正常範囲内であっても故障したのは初めて見たそうです。

尚、パワステホースはASSYでなければ出荷できない構造になっており、
ホースからのオイル漏れの場合まるごと交換となります。

参考図




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